傷ついても立ち直る力の育て方
Xを見ていたら、
学校の教室で子どもたちが騒がしかったり、いうことを聞かなかった時に、先生が大声で怒鳴り不機嫌になって教室を出ていって、学級委員が職員室に謝罪しに行って
先生を連れてくる。そんなことがまだ行われていることがある。
というような投稿を見て、ちょっとびっくり。
大人の視点から見れば、
「先生も完璧じゃないから。。」とか
「子どもみたいな先生だなあ」と思い、自分から切り離してその出来事を見ることができます。
でも、子どもはそれが難しい。
実際にその教室にいて、その先生の近くにいたら
「自分がいけない」と自分を責めてしまうお子さんもいるかもしれないし「怖い。」と感じて固まってしまうお子さんもいる。
その先生にはもう少し、子どもと接する時の対応を考えて欲しいけど、生きていれば、色々な人に出会います。
その中で、嫌な思いをして傷ついたり、素敵な人と出会って心が温かくなったり。
(どんな人と出会うのかというのは、実は自己肯定感が深く関わっていたりするんだけど。)
私は以前、子どもが心に傷を追わないように育てたい。
なんてお兄ちゃんが赤ちゃんの時に思ってました。
でも、それって実現が難しいし、何より子どものことを信頼できていなかったんです。
傷つかないより、傷ついても立ち直る力の方が大事。
では、傷ついても立ち直る力を育てるにはそうしたら良いか。
この力を育てるためにやりがちなこと。
「考えすぎ!」
「どうってことない」
「そんなことで」
と否定する。
「考えすぎない」
「小さいことで悩まない」
というのは、その時お子さんが感じた気持ちを十分受け止めた後にようやく辿り着けるところ。
カウンセリングでも、ショックな出来事が起こってまもない時には、ただ聴くことのみをします。
これは、心の仕組みでその時にいくら何かをしても、意味がないことがほとんどだからです。
アドバイスは不要なことが多いので、まずは聴くことにチャレンジしてみてくださいね。
ただ、あなた自身が忙しくて疲れていると、聴くことはできないので、疲れている時に、お子さんがきたらちょっと待ってもらいましょ^^
話を聴く。というのは割と体力使います(`・ω・´)
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「お母さん、一緒に学校行こう」
小学一年生の娘が夏休み明けに私に言ったこの一言から全ては始まりました。
萩野和美プロフィール
不登校からの脱出カウンセラー
幼い頃から対人関係に悩む
26歳の時に鬱病になるが、カウンセリングを通して克服。
不登校という問題から抜け出すために4年間を要す。
その間、悩みすぎてメンタルの不調をきたしパニックになり、普通の日常生活を送ることさえ困難な日々がを過ごす。
心身に不調をきたしては、不登校という問題に対しても視野が狭くなり最善の選択を取ることが困難な時期を過ごす。
全肯定カウンセリングに出会いカウンセリングの手法を学ぶ。
現在は不登校という問題から抜け出し、自身と同じように長期間不登校という問題で悩み、体調を崩すことなくんでいる人へのカウンセリングを提供している。