「学校に行くのがめんどくさい」これって甘え?
よく不登校の子には共感しよう。受け入れようと言います。でも、うちの子はずっとゲームやネットばかりしていて、「学校に行きたくないのはめんどくさいから?」と聞くと「そう」と言います。これは甘えでうちの子に受け入れよう、共感しようは甘いと思います。
もっと厳しくしないと、自立できない。甘やかしてばかりでは社会でやっていけない。そう考える人が大半かもしれないですね。
1日、2日程度の休みだったら甘えているのかもしれません。私もよく体調を崩したふりをして学校を休んでいました。(苦笑)
でも、長期の休みとなるとどうでしょう?
親は学校に行くのが当たり前と思っていますよね。誰もが思っていて国民全体の洗脳といってもいいかもしれません。そしてそれは子どもも同じ。学校に行くのが常識。当たり前。と思っています。
だから最初は頑張っていくんですよね。学校に行かないというのはみんなと違うことをするわけでそれをするには恐怖があります。
これは、服を着るのは当たり前ですよね。服を着ないで外に出るなんてとてもじゃないけどできません。このようにみんなと違うことをするというのはとても勇気のいることです。
みんなと同じことをしなきゃいけない。という感覚を振り切って行けなくなる、というのはそれぐらいの何かがある。
それぐらいの何かがあるからお子さんが学校に行けていない。という視点を持ってみてください。お子さんが「めんどくさいから」と言っていたとしても、そう聞かれたから言っただけかもしれません。
そして、もう一つ。甘えさせているから自立できないという意見は本当に真実なのでしょうか?
これはまたどこかのタイミングで書きたいと思います。
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「お母さん、一緒に学校行こう」
小学一年生の娘が夏休み明けに私に言ったこの一言から全ては始まりました。
萩野和美プロフィール
不登校からの脱出カウンセラー
幼い頃から対人関係に悩む
26歳の時に鬱病になるが、カウンセリングを通して克服。
不登校という問題から抜け出すために4年間を要す。
その間、悩みすぎてメンタルの不調をきたしパニックになり、普通の日常生活を送ることさえ困難な日々がを過ごす。
心身に不調をきたしては、不登校という問題に対しても視野が狭くなり最善の選択を取ることが困難な時期を過ごす。
全肯定カウンセリングに出会いカウンセリングの手法を学ぶ。
現在は不登校という問題から抜け出し、自身と同じように長期間不登校という問題で悩み、体調を崩すことなくんでいる人へのカウンセリングを提供している。