見守ることは子育ての放棄か
さて、今日の記事ですが
不登校の子どもを見守ってきた親のご意見をネットで見ました。その記事の中には「見守ったことで子どもは自堕落な生活をし自分のやりたいように生活している。見守りは無責任で子育ての放棄だ。」と。読んでいると、「見守った結果とても苦しんでいる方がいる。」と感じるとともに、見守るだけで後は何もフォローがない状態にも心が痛みました。
私も最初はそうでした。
市の相談窓口に行って「見守る」と言われて見守った。これがとてつもなく苦しい苦しい。1日や2日で終わることではありませんからね。
お子さんを見守ると決めた時には、サポートが必要です。なぜなら見守るというのは「ただお子さんを見ているだけ」では十中八九失敗します。
心の底からどんなお子さんでも愛せて信頼できて自己一致している親御さんなら、サポートがなくても大丈夫ですが、そうではなく少しでも不安があったり、見守ることであなたが何かしら我慢している場合はサポートを受けていく方がいいです。
見守ることは親が何かを我慢することではないし、何もしないことでもなく、子どもの言いなりになることでもありません。
見守る中であなたの心の土台を整えます。お子さんとも普通に会話します。あなたが聞きたいことも聞いていい。
ただ、学校や進路などについては不安や心配が溜まった状態で聞くよりは、十分あなたの心の土台が構築されたあとの方がより良い会話ができます。
そして何よりあなた自身の人生を大切にしていく。
これは自分という土台が整ってくると自然にできてきます。
(土台が整ってくると、もはや見守っているという感覚も無くなりますが。)
土台が整うということは自己肯定感が元に戻っている状態なので、あなたが我慢しない選択を取ることができるし、相手も信頼できるので、「この子は大丈夫な人」という前提でお話ができる。
だからタブーなく話ができるし、話の聴き方も変わります。目の前の人を変えようとするのではなく、その人にとっての最善は何か。を考えながら話ができる。
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「お母さん、一緒に学校行こう」
小学一年生の娘が夏休み明けに私に言ったこの一言から全ては始まりました。
萩野和美プロフィール
不登校からの脱出カウンセラー
幼い頃から対人関係に悩む
26歳の時に鬱病になるが、カウンセリングを通して克服。
不登校という問題から抜け出すために4年間を要す。
その間、悩みすぎてメンタルの不調をきたしパニックになり、普通の日常生活を送ることさえ困難な日々がを過ごす。
心身に不調をきたしては、不登校という問題に対しても視野が狭くなり最善の選択を取ることが困難な時期を過ごす。
全肯定カウンセリングに出会いカウンセリングの手法を学ぶ。
現在は不登校という問題から抜け出し、自身と同じように長期間不登校という問題で悩み、体調を崩すことなくんでいる人へのカウンセリングを提供している。