傾聴の本当のところ
「お子さんの話を聞きましょう。」
そうやってよく言われますよね。でも、聞いてるのにこんなことってないですか?
子どもから「もういい!」と言われてどこかに行ってしまったり、「お母さんには私の気持ちはわからない!」「うざい!」
こんな風に言われて腹が立ったり落ち込んだ経験はありますか?聴いてるのに怒られたら「聞いてるけど、それが何になるの?」「話を聞いたってどうにもならないじゃない」と感じることもありますよね。
私も子どもからよく言われました。
他の誰でもない大切な子どもだからこそ「解決したい!!」と強く思い、自分の経験からアドバイスしたくなります。しかし、自分の経験は自分のものであってそれがお子さんにとって役に立つかどうかはわかりません。
そして自分の経験を話したりアドバイスすることが、相手にとっては「自分の話を聞いてくれない」という感情を持たせてしまいます。
だから、重要な話を聞くときに自分の意見を入れてはいけないし、アドバイスはしない。これを心がけるといつもとは違う反応が見られます。
自分の話を否定もせず受け止めてくれると安心感が湧いてきます。そうなると相手も話をしやすくなります。
そのために、まずはあなたが話を傾聴してもらう経験を作ってください。自分の中に傾聴してもらえた経験ができると肌感覚で身につき、お子さんにもしやすくなりますよ。
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「お母さん、一緒に学校行こう」
小学一年生の娘が夏休み明けに私に言ったこの一言から全ては始まりました。
萩野和美プロフィール
不登校からの脱出カウンセラー
幼い頃から対人関係に悩む
26歳の時に鬱病になるが、カウンセリングを通して克服。
不登校という問題から抜け出すために4年間を要す。
その間、悩みすぎてメンタルの不調をきたしパニックになり、普通の日常生活を送ることさえ困難な日々がを過ごす。
心身に不調をきたしては、不登校という問題に対しても視野が狭くなり最善の選択を取ることが困難な時期を過ごす。
全肯定カウンセリングに出会いカウンセリングの手法を学ぶ。
現在は不登校という問題から抜け出し、自身と同じように長期間不登校という問題で悩み、体調を崩すことなくんでいる人へのカウンセリングを提供している。