意識的に子どもを受け入れるのが難しい理由

お子さんのために何かしてあげたいと思った時、「子どもを受け入れる」というのを目にしたり耳にしたりします。

私も昔は子どもを受け入れるというのを頑張っていましたが、最後にはやっぱりイラッとしてうまくいきません。だらしない生活をしている子どもを見ればとても受け入れるなんて気持ちにはなれません。

当時の私はそんな自分に対しても「ダメな自分だ」と否定していたり、子どもをそのまま認める。なんて情報があれば「できるわけない」と腹を立てていました。

そんなにすんなりうまくいくわけないですよね。それはこんな話からもわかるんですが、

人が意識的に選択する回数を知っていますか?

  1. 1000回
  2. 5000回
  3. 20000回

こんなアンケートをxでとったところ一番多かったのが三番の20000回でした。

ですが人が意識的に選択する回数は1の1000回です。

それでは無意識の選択を仮に意識上にあげてその選択の回数を数えたら何回になると思いますか?

5万回?20万回?

いいえ、答えはなんと6兆回です。

意識して選択する数はせいぜい1000回。ですが無意識は6兆回。

無意識で考えていることに意識がかなうはずがありません。ですから本や講演会、YouTubeなどで「お子さんを認める」ことが大切だとわかっていても、普段から自分自身をせめてしまう癖のある人、世間の目が気になる人や、お子さんの生活態度などで許せないところがある方は、

無意識にある自分自身の存在の否定や自己肯定感に働きかけたほうが、圧倒的にその後が変わります。

我慢して辛い思いをしてお子さんを認めよう、認めようとしなくてよくなります。自然にお子さんを認められ、あなた自身のことも大切に思える。

だからこそお子さんにもいい影響が出ます。表情が柔らかくなったり、落ち着いてきたり、お子さん自身のことも話してくれるようになります。

「頭ではわかっているけどできない」ことでご自身を責める必要はありません。そういう心の癖がついているんだと思ってください。

そしてその心の癖は変わりたいと思えばいつからでも変えられます。


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「お母さん、一緒に学校行こう」
小学一年生の娘が夏休み明けに私に言ったこの一言から全ては始まりました。

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萩野和美プロフィール

不登校からの脱出カウンセラー

幼い頃から対人関係に悩む
26歳の時に鬱病になるが、カウンセリングを通して克服。

不登校という問題から抜け出すために4年間を要す。
その間、悩みすぎてメンタルの不調をきたしパニックになり、普通の日常生活を送ることさえ困難な日々がを過ごす。
心身に不調をきたしては、不登校という問題に対しても視野が狭くなり最善の選択を取ることが困難な時期を過ごす。

全肯定カウンセリングに出会いカウンセリングの手法を学ぶ。

現在は不登校という問題から抜け出し、自身と同じように長期間不登校という問題で悩み、体調を崩すことなくんでいる人へのカウンセリングを提供している。

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