子どもの自己肯定感は「高めるな」?不登校の親が知るべき本当の関わり方

【この記事について】「自己肯定感を高めよう」と頑張るほど自己否定が強まる理由と、不登校の子を持つ親が本当に取り組むべきことを、カウンセラーの視点から解説します。
子どもの自己肯定感は「高めるな」?不登校の親が知るべき本当の関わり方
「自己肯定感」という言葉を知っていますか?
「不登校という状態をどうにかしよう」と情報を集められているあなたならきっと聞いたことがあると思います。
自己肯定感を高めれば、失敗を恐れず行動的になれる。
自己肯定感を高めれば、恐怖心がなくなって学校に行けるようになる。
こんな風に思っていた時期が私にありました。
子どもの自己肯定感を高めたくて、子どもの話を聞いたり、お手伝いさせようとしたり、子どもが抱えている問題、「昼夜逆転」や「人が怖い」を乗り越えさせようとしました。
でも何をやっても子どもは元気になんてならず、子どもの部屋でいつまでもゲームやテレビを見て、ご飯を食べて、寝る。
そんな生活のままでした。
当時は子どもの生活態度がとても自己肯定感の高い人がする生活ではない!と思っていました。
「自己肯定感を高めよう」としていませんか?
当時の私のように「不登校の子どもの自己肯定感を高めたい!」そうあなたが感じているなら、この先とても重要なことを書いていくので読んでみてください。
自己肯定感を高めようとして起きる悪循環
自己肯定感が高いと、何だかキラキラしていて、友達も多くて、みんなから好かれて、仕事も何かも上手くいってる。
「私もそんな風になりたい」
「子どもも自己肯定感が高まれば学校にいくことができる」
目標を持って、問題と向き合って頑張る。
でも最終的には自己肯定感なんて高まらなくて、もっと言えば「自分はこんなこともできないんだ」と思ったり、子どもに対しても「こんなこともできないなんて」とがっかりしてしまった。
こんな経験繰り返していないですか。
これは間違った自己肯定感の高め方によって悪循環に陥っている証拠なんです。
自己肯定感が低いと「高めようとする」こと自体が危険な理由
「幸せだなあ」とつぶやいてみる。
目標を掲げてこなしてみる。
自分がなりたいモデルの人を見つけてその人がしていることを取り入れてみる。
子どもに問題を乗り越えさせようとする。
これらが上手くいかず、最後に「やっぱりできなかった」「また、できなかった」「こんなこともできないなんて私ってやっぱりダメだな」
となってしまうのは、強化証明行動と言って自分の自己肯定感が低いことを証明するようなことを無意識にやってしまっているんです。
自己肯定感を高めたいと思って、行動して、失敗して自信をなくす。
この一連の流れがセットで起きて自己肯定感を余計に低くしてしまうという恐ろしいことが起きているんです。
そしてまた自己肯定感を高めようと頑張って、結局高まらず自分を責めるというループにハマります。
なので自己肯定感が低いと感じる方は高めようとしちゃダメなんです。
自己肯定感が低い子・親がまず始めるべきこと
自己肯定感を高めたいと思った時にまずやること。
それは自己肯定感についての知識をちゃんと得ること。
(下の方に自己肯定感に特化した記事リンクを置いておきます。)
自己肯定感がどんなものなのかわかっていなければ、わからないものをあげることってできないですよね。
なのでまず知識を得ていきます。
そして「我慢を少しづつやめる」「乗り越えない」
これをまずご自身が心がけてみてください。
今まで自分以外に誰かになろうとしていたことをやめて、今の自分自身をそのまま認めていきます。
自分自身にしていくことで、自然と周りにもできるようになっていきます。
まとめ|不登校の子の自己肯定感は「高める」より「否定しない」
不登校のお子さんの自己肯定感を高めたいと思ったら、まずは自分自身の自己肯定感を高めます。
そのためにまずは「自己肯定感」についての知識を得て、日々の行動の中で少しづつ我慢をやめていく、乗り越えないを意識していきます。
自己肯定感は高めようとしない。
元に自分に戻るそんな感覚を持ってみてくださいね。
自己肯定感が戻ると結果的に、失敗が怖くなくなって行動的になったり、無理なく自然にキラキラしていきます。
自己肯定感の知識をきちんとつけたい方はこちらの記事をご覧ください。
/
FAQ(よくある質問)
-
自己肯定感はどうやって高めればいいですか?
-
自己肯定感を高めるためには、よくわかっていないものを高めることはできないので、まずは自己肯定感についての知識をつけていきます。
その上で、少しづつ我慢をやめる、問題を乗り越えない。を日常的に取り入れていきます。
-
自己肯定感が低い子どもへの言葉かけで気をつけることは?
-
失敗を責める、褒める、指示する、など気をつけたほうがいいのですが、ご自身の自己肯定感が戻らないとどうしても無意識的に言ってしまうことがあるので、ご自身の自己肯定感を取り戻した方が「こんなことを言ってしまった...」と責めることや「言っちゃいけない」と禁止するようなことが自然となくなり、ストレスなくお子さんと接することができます。
-
自己肯定感と不登校にはどんな関係がありますか?
-
「自己肯定感が低いから不登校になった」というような関係はありませんので安心してくださいね。
不登校になって何か困ったことがあって、その原因となる前提を見ていったときに「自己肯定感が低い」というものがあった。
という風に解釈していきます。
もし色々手を尽くしても解決しないなら
こちらを読んでみてください。



