いじめについて思うこと
お子さんが不登校になったことの中に「いじめ」が関係している方もいますよね。
私の子どももそうでした。いきしぶりが始まった時、学校に行くことができないとき、「どうして、いじめたこども達は普通に学校に行っているんだろう」「私は子どもの学校の思い出を奪われた」とよく感じていて、その度にどこへもぶつけようのない怒りがぐつぐつと腹の底で燃えていました。
そのころはいじめた子ども達をどうにかしたい。うちの子の気持ちもわかってほしい。解決したい。そんな気持ちから幾度となく学校へ足を運んで先生方と話し合いを重ねてきました。
でも、学校側の対応は満足のいくものではなく子どもは先生の対応に毎回傷ついていました。当然いじめている子どもたちの変化などもありません。学校に娘の居場所はありませんでした。
これは私の一つの考えですが、いじめをどうにかしたい。いじめた子ども達をそうにかしたい。学校の対応をどうにかしたい。
そのように思っているうちはずっと戦いの中にいるんです。自分の意識が決してコントロールできない他者に向かっているんですね。
ずっといじめられたことを意識していなければいけない。そして相手が自分の思うようにならないと怒りも収まりません。
私は自分の気持ちをいくら説明しても届かない相手に自分の貴重な時間を割くことや、学校に何か要求することをやめました。
その代わり自分を大切にする時間、子どもの幸せを感がる時間、環境を整えることに意識を使い始めました。
そのほうがはるかに幸せなんです。自分のことはいくらでも自分でどうにかできるから。
大切な我が子がいじめにあったとき、相当な心のけがを負います。それは、本当に腹が立つし悔しい。でも、それでも私の子どももあなたの子どもも人生がいじめのせいでめちゃくちゃにされる。なんていうことは起こりません。
相手の謝罪がなくてもいじめの傷は癒せます。そしていつからでも人生は面白くなるし、幸せなものにもできる。全ては自分次第。
人をいじめたってどうにもならないしつまらないことなんだって、あなたやお子さんが幸せになることで証明してあげましょう^^
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「お母さん、一緒に学校行こう」
小学一年生の娘が夏休み明けに私に言ったこの一言から全ては始まりました。
萩野和美プロフィール
不登校からの脱出カウンセラー
幼い頃から対人関係に悩む
26歳の時に鬱病になるが、カウンセリングを通して克服。
不登校という問題から抜け出すために4年間を要す。
その間、悩みすぎてメンタルの不調をきたしパニックになり、普通の日常生活を送ることさえ困難な日々がを過ごす。
心身に不調をきたしては、不登校という問題に対しても視野が狭くなり最善の選択を取ることが困難な時期を過ごす。
全肯定カウンセリングに出会いカウンセリングの手法を学ぶ。
現在は不登校という問題から抜け出し、自身と同じように長期間不登校という問題で悩み、体調を崩すことなくんでいる人へのカウンセリングを提供している。