不登校のお子さんの価値とは

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「不登校の子どもは社会に出たらやっていけない」
「学校に行くことすらできないの?」

そんな心無い言葉に何回も不安になっていた過去が、私にはあります。
できないところ、至らないところに意識が向いていると、似たような情報を無意識的に集めてしまう機能が人間には備わっています。

私自身も、余裕がなくとにかく必死で、不登校をなんとかしようともがいていた時、
「不登校の子どもは社会に出たらやっていけない」
「学校に行くことすらできないの?」

そんな周りの言葉や情報ばかりを無意識的に集めて、目に留まり、ぐさっと心に刺さり、悲しくなっていた時期がありました。

さて、ここからが本題です。

今は学校に行けず、不登校のお子さんにも価値があると、私は発信活動を通じて伝えています。

今回は私が思う価値についてシェアしていきますね。

①存在しているという価値

その子の存在そのものの価値。
子どもが生まれたばかりの赤ちゃん時代、そこにいるだけで周りを幸せにしてくれた。

笑ってるだけで愛しく感じた。

ご飯を食べる姿。

イヤイヤする姿も愛しい。

そう。ただそこにいるだけで価値のある存在があなたの目の前にいるお子さん。
もちろんあなたも、そこにいるだけで価値のある存在です。

この文章を読んでいると、「そんなことよく言われるけど、そんなわけないじゃん」「ただ家にいるだけで価値があるなんてそんなわけない」と感じられる方もいると思います。

私もそうでした。
「ただここにいるだけで価値がある」というのは頭でわかるのではなくて感覚として感じられるものです。
幼い頃は確かに感じられていた感覚なのですが、成長するにつれて、周りからの言葉や体験を通して「何かができないと価値がない」などの違う価値観に置き換わってしまうことがあります。

今「いるだけで価値がある」と感じられなくてもそれは自然な反応です。無理に思い込ませようとする必要はありませんので、安心してくださいね。

ただ、「私はいるだけで価値がある」という温かい感覚は、あなたの中にも眠っています。

②リフレーミングで見える価値

リフレーミングとは簡単にいうと、物の見方を変えることで新たな意味づけをして捉え方を変えることです。

例えば、家でゲームばかりしている子ども。勉強もせず、部屋で興奮すると叫ぶ。課金もしている。
このような状況で価値があると言えるのか?

実は、これも捉え方を変えると価値のある行為になります。
それは、その子どもが親のお金で課金をしたとします。

(もちろん、課金を勧めたいわけではありません。ただ、価値がないと切り捨てる前に、こんな見方もできる。というお話です。)

そのお金は、ゲーム会社にいき、売り上げになります。
そしてその売り上げは、そこで働く人のお給料となって支払われます。

そしたら、そのお給料で、どこかに外食に行くかもしれません。
服を買うかもしれない。
旅行に行くこともある。

そうやって、お金はいろいろなところに巡り、また私たちのところに戻っていきます。
お金は円と表記されますよね。円はまあるく、ぐるぐると循環してる。
その中にお子さんが課金したお金も循環している。

そんな捉え方もできます(^ ^)

③麻痺していない感情

なんらかのストレスがかかり、学校に行けなくなった子ども。
「しんどい....。」
「もう頑張れない」
そう感じた。

不登校になったのは、自分の気持ちを優先した結果。
それは弱さでもなんでもなく、勇気のいる行為であり、幸せに生きていく上で必要なスキルです。

実は自分の気持ちに気づいて、優先することは誰にでもできることではありません。
私自身、自分の気持ちより周りのことを考えて、行動してきました。
その結果、どんどん言動と本音との距離が開きすぎていき、

・本当は何がしたいのか
・今の自分の心身のコンディション

がわからなくなったんです。

そして、自分を大切にしていないので、周りからも大切に扱われることがないという
悲しい結果を招くこともありました。

自分の気持ちに気づいて、できる限り優先して行動するというのは、
自分を大切に扱う行為。
だからこそ、周囲も大切に扱ってくれる人が増えていくし、自分が本当の意味で周りも大切に扱うことができるようになる。

そして自分のやりたいことがわかったり、心身の状態もいち早く気づけるようになる。

どうでしょうか。
お子さんはまず、存在していることそのものに価値があり、
普段の行動も見方を変えれば価値があると捉え直すことができます。

そして、価値があると思えるたび、人間の機能としてたくさんの価値があるという情報を無意識的に集めだして、たくさん「価値がある」と感じられていることに気づいていくことができます^^


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