不登校は社会に出たらやって行けない?
学校を休んで家で好きなことして過ごしていたら社会に出たらやって行けない。社会に出た時学校と同じように休んでいたらクビになる。
こんなこと聞いたら不安になりますよね。そして、「子どものため!!」と意を決して厳しくするのはちょっと待ってください。
これは表面的なところだけ見て「社会でやって行けない」と判断しています。不登校だから、家で好きなことして過ごしているから社会でやっていけないと。
でも社会に出てやっていけなくなるのは何も不登校だった人だけではありません。ちゃんと学校に通い優秀だった人がある日突然引きこもりになることだってあります。
そう、学校に行けている、行けていないというのは関係ありません。本当に目を向けなければいけないのはそのお子さんの心の状態。仕事ができる、できないは適職もありますがその人の心の状態がとても強く影響されます。職場の人間関係もそうです。
そしてお子さんの心の状態に強く影響を及ぼしているのは親であり家庭の環境です。親自身の心の土台を整え自分自身の人生を幸せにすることは、不登校のお子さんのサポートにも強く貢献します。
自分の人生を幸せに生きている人は他の人を自分同様信頼することができるし、無理強いをしたりしません。そういう嘘偽りのない姿は他の人に安心感を与えるんです。
カウンセリングにしてもカウンセラーが自己一致していればしているほど、相談に来られた方はありのままの自分の気持ちを出すことができます。この人にならどんな自分を出しても大丈夫。と安心するから。
あなた自身の土台を整え、人生を幸せにしたらお子さんは社会に希望を持ちます。「社会に出ても親はしあわせそうだ」と親を通して社会を見る。
あなたが幸せに自分自身の人生を生きることがそのままお子さんの助けになります。「不登校は社会でやっていけない」なんて根拠のない言葉に惑わされるのはもうお終いにしましょう。
そのためにできることはいっぱいあります。
わたくし萩野和美の不登校の実体験をメルマガ登録されたかたにシェアしています。
「お母さん、一緒に学校行こう」
小学一年生の娘が夏休み明けに私に言ったこの一言から全ては始まりました。
萩野和美プロフィール
不登校からの脱出カウンセラー
幼い頃から対人関係に悩む
26歳の時に鬱病になるが、カウンセリングを通して克服。
不登校という問題から抜け出すために4年間を要す。
その間、悩みすぎてメンタルの不調をきたしパニックになり、普通の日常生活を送ることさえ困難な日々がを過ごす。
心身に不調をきたしては、不登校という問題に対しても視野が狭くなり最善の選択を取ることが困難な時期を過ごす。
全肯定カウンセリングに出会いカウンセリングの手法を学ぶ。
現在は不登校という問題から抜け出し、自身と同じように長期間不登校という問題で悩み、体調を崩すことなくんでいる人へのカウンセリングを提供している。