友達もいない。学校にも行かないでコミュニケーション能力が心配なあなたへ

読了目安:約5分(2494文字)

【この記事について】同世代の友達がいない。コミュニケーション能力がちゃんと育つのか、ちゃんと社会に出て人間関係を作れるのか。こんな心配を、人間関係とコミュニケーションの視点から解説しています。

不登校と人間関係の不安

学校に行ってないし、同世代の友達との会話がない。
このままではちゃんと会話できなくて、将来誰かと働くときにうなくできないんじゃないか。そう感じたことはありますか?

不登校になると色々な悩みが尽きませんよね。

今回は今たとえ、同世代の友達がいなくても、コミュニケーションが苦手でもそんなに気にしなくてもいい理由について書いていきます。

コミュニケーション能力が育つのかに隠れている不安とは

ここでコミュニケーション能力がないことで何が問題になるのか。
ここを深く見ていきます。

漠然とした不安は「何が不安なのか」、「なぜ不安なのか」を明確にしていくことが大切です。
コミュニケーション能力がないことで不安になるのは、会話がちゃんとできないと人間関係が作れない。
人間関係が作れないと将来仕事をした時に、周囲とうまくやっていけないのではないか。

こんな不安があるのではないでしょうか。

なので今回は、人間関係とコミュニケーション能力について具体的に書いていきますね。

人間関係の不安について

確かにずっと家にいれば他人と接触する機会も少なくなるので、人間関係を作る力が育たないんじゃないか。
そんなふうに感じられるのもとてもよくわかります。

子どもたちも、ほとんどは「友達が欲しい」と思っていることがあります。
でも、この「友達」と言う存在に過去色々な体験から、友達という関係に対して自信が持てない子どもたちもいます。

自分の気持ちをうまく表現できなかったり、拒絶を恐れて、違う自分を演じて疲れてしまう。
そんなうまくできない自分に対してもどかしさを感じるーー。

そのような自信が持てない状態で「友達がいないのはまずいこと...。」と焦りが出てしまうのは悲しいですよね。

また、友達を同世代に限定せず、一番大切なのはその子がストレスを感じずにリラックスして過ごせる環境や間柄。

ここがあるかどうかを見ていって見てください。
それは年下かもしれないし、年上かもしれません。

心が回復して元気になっていけば、同世代との関わりも出てくるかもしれません。

友達がいない間はお子さんも寂しい思いをすることもあるし、それを間近で見ている親御さんも悲しい気持ちになる時もあると思いますが、

一番大切なのは「友達がいるか、コミュニケーション能力が育っているか」ではなくて、お子さんが安心して過ごせる環境があるかどうかです。

コミュニケーション能力について

コミュニケーション能力が高い!と自信を持って言える大人ってどれくらいいるのでしょうか。

私も散々コミュニケーション能力で悩んできました。
カウンセラーになってだんだんわかってきたのですが、例えば沈黙が怖くて「会話を途切らせないようにしなきゃ!!」と焦った経験はありませんか。

相手に不快な思いをさせないように自分が頑張る。
でも、頑張るほど会話は無くなって気まずい沈黙が流れるーー。

グループで遊んでいても、自分の意見は言わず、周囲の人たちの意見に合わせて行動するから家に帰って疲れがどっと出る。

このような場合、たとえコミュニケーションが取れていても、本人は無理をしていて疲れが溜まっていきます。

自分から相手を楽しませようとするタイプのお子さんほど、頑張って無理が重なり、ストレスが溜まっていってしまいます。

また静かな時があっても、その沈黙を苦に思わない関係性だと、どんな自分も出せてリラックスできるーー。

そんな関係もあります。

これはコミュニケーションの上手、下手ではなく自分自身がどんな環境にいたいか、どんな人間関係が快適かがわかってそれを自分のために選択できることがとても大切なことなんだと私は考えています。

その人が居心地のいい場所が活発に人と話をする、交流があるものかもしれないし、少人数でゆったり過ごすのが心地いと感じる人もいます。

コミュニケーション能力が高いことと、幸せな人間関係は別物なんです。

まとめ

不登校になって、同世代の友達がいないことで、寂しい気持ちがあったり、ちゃんと人間関係が作れる力が育つのかという不安。

これがコミュニケーション能力が育つかどうかが心配になる要因の一つ。

人間関係もお子さん自信が疲れてしまう人間関係は意味がありません。
コミュニケーションもそれをすることで、疲れが出たり無理を重ねてしまっては、本末転倒です。

お子さん自身が快適な環境や間柄がわかって自分自身のためにそれを選択できる。

私は闇雲に友人関係を作ることに必死になるよりは、自分が幸せを感じられる環境や間柄がわかって選択できる。
そのような力を子どもたちには身につけていって欲しいなと考えています。

FAQ(よくある質問)

不登校で友達がいないと、コミュニケーション能力は育ちませんか?

コミュニケーション能力は同世代の友達がいるかどうかだけで決まるものではありません。それより大切なのは、お子さんがストレスなくリラックスして過ごせる環境や間柄があるかどうかです。心が回復して元気になっていくと、自然と同世代との関わりも出てくることがあります。

不登校の子どもが将来、職場の人間関係をうまく築けるか心配です。

職場の人との付き合いも自分を知った上で今どうするか。という選択をしていけるようになるといいですね。職場の人間関係と、幸せな人間関係は別物です。無理をして会話を続けることより、自分が快適だと感じられる環境や間柄を知って、それを自分のために選べる力の方が、長い目で見てずっと大切です。その力は、今の安心できる環境の中で育まれていきます。

不登校の子どもに友達を作らせた方がいいですか?

闇雲に友人関係を作ることに焦る必要はありません。友達は同世代に限らず、年上でも年下でも、お子さんがリラックスして過ごせる相手であることの方が大切です。まずお子さんが安心して過ごせる環境を整えることが、人間関係を育てる土台になります。


もし色々手を尽くしても解決しないなら
こちらを読んでみてください。

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