その見守り方、実は危険です。見守りが意志の力では続かない理由

【この記事について】
我が子が不登校になって「そのままのお子さんを受け入れましょう」「見守ってあげてください」——そう言われて頑張っているのに、だらしない生活を送る子どもを見ると、どうしてもイライラしてしまう。
そんな自分を責めてしまっていませんか。
実は見守りが難しいと感じるのは、あなたの意志が弱いからではありません。見守ろうと「意識」でどれだけ頑張っても、それを上回る力が、あなたの中にはあるからです。
この記事では、なぜ「見守ろう」という意識だけでは長続きしないのか、その裏にある本当の理由をお伝えします。
読み終える頃には、「頑張れない自分」を責める必要がなくなり、本当に効果のあるアプローチが見えてきます。
なぜ「見守ろう」と頑張るほど、うまくいかないのか
不登校を解決したくて情報を集めていると、必ずと言っていいほど出会う言葉。
「見守りましょう」
「そのままのお子さんを受け入れましょう」
私も昔、「見守り」を頑張っていました。
でも、だらしない生活を送るわが子を見ていると、最後にはやっぱりイラッとしてしまう。

こんな生活していていいはずがない。そう思っていたんです。

私も同じです。学校にいけないのはだらしない生活を送っているからだと思っていました。
受け入れようとすればするほど、自分の気持ちを抑えて我慢するから、ネガティブな気持ちがどんどん溜まっていって、最後は爆発する。
こんな毎日の繰り返し。
当時の私は、そんな自分に対しても「ダメな自分だ」と否定していました。
子どものありのままを認める、そんな「素晴らしい母親」にはとてもじゃないけどなれない。
実はそのうまくいかない「見守り」にはうまくいかない理由がちゃんとあるんです。
人が意識的に選択や思考する回数
人が意識的に選択や思考する回数を知っていますか?
- 1000回
- 5000回
- 20000回
こんなアンケートをxでとったところ一番多かったのが三番の20000回でした。
ですが人が1日に意識的に選択する回数は1000回ほどと言われています。
この1000回の意識的な思考の中で私たちは、「子どもを見守ろう」とか「声をかけよう」など思考したり、選択をしています。

意識的に考えたり、決める回数が1000回。多いのか少ないのかよくわからないですね。

そうですよね。では次に無意識的に行なっている思考回数を見ていきましょう。
無意識の選択や思考回数は、一説によると4万回〜6万回とされています。
つまり、意識的に「見守ろう」と思って決めたとしても、その40倍から60倍も無意識で何かを思考しています。
それがネガティブなものだとすると、当然意識的に登ってくる思考もネガティブになります。
「見守ろう」と意識して決めても、その40倍、60倍の不安や焦りがあればうまくいかないイメージが湧いてきませんか。

えー!1000対4〜6万は勝てそうにないですね...。

そうなんです。葛藤は綱引きのようなもの。1000人と4〜6万人の綱引きでは結果は明らかですよね。

だから、本やYouTube、講演会で「お子さんを認めることが大切」だと頭では分かっていても、
- 普段から自分自身を責めてしまう癖がある人
- 世間の目が気になる人
- お子さんの生活態度に、どうしても許せないところがある人
は、意識だけでどれだけ頑張ってもうまくいかないんです。
まとめ
頑張らないと、我慢しないと見守れないというのは、あなたの意思が弱いから、性格の問題ではありません。
見守りがうまくいかないと感じて悩むのは、「見守ろう」と意識で決めたことが1だとすると、その40倍から60倍のネガティブな気持ちが普段意識しない潜在意識で自動的に思考されています。
だから、疲れた時や我慢の限界になった時に不安や苛立ちが爆発したり、ふとした時に不安になります。
比べものにならないくらい、潜在意識の方が圧倒的に強いんです。
だから、意志の力だけで「見守ろう」と頑張り続けるのはとても苦しいこと。
苦しい頑張りは必要ありません。
必要なのは、潜在意識や心の仕組みを知って最善の行動に移していくことです。
FAQ(よくある質問)
-
「見守る」を頑張っているのに、なぜイライラしてしまうのですか?
-
「見守ろう」と頑張るあなた一人対「このままでいいの?不安だ」と感じているあなたが40人から60人いると想像して、綱引きをやっているとイメージしてみてください。
それで綱引きをすると、当然不安に感じている40人〜60人の方が勝ちますよね。だからいくら意識で頑張っても、イライラしてしまうんです。
-
潜在意識に働きかけるとは、具体的にどういうことですか?
-
自分自身を責めてしまう癖や、自己肯定感の低さといった、無意識のうちにある考え方の土台に直接アプローチします。表面的な「認めよう」という意志の力ではなく、その奥にある心の癖そのものを扱っていきます。
-
潜在意識は、本当に変えられるのですか?
-
はい、変えられます。潜在意識は生まれつきのものではなく、幼少期までの経験の積み重ねでできたものです。今は忘れてしまっていますが、自分自身で決めてつくっているからこそ、変わりたいと思ったタイミングから、いつでも変化させていくことができます。
もし色々手を尽くしても解決しないなら
こちらを読んでみてください。


