不登校で逃げ癖がつく?社会に出てやっていけないのは本当か

読了目安:約4分(2023文字)

【この記事について】「不登校でずっと家にいたら逃げ癖がつく」「社会に出てやっていけない」そう不安になっていませんか。不安を煽る情報だけで判断する前に知っておいてほしいことをお伝えします。

不登校で逃げグセがつく?

「学校を休んで家で好きなことばかりしていたら、社会に出たときにやっていけない。」
「逃げ癖がついて、仕事も続かなくなるんじゃないか。」

そのような情報だったり意見をみると「このままではいけないのではないか」と不安になった経験はありますか?

このような言葉は正論のように感じられるし、私自身も逃げ癖は良くないと思っていたので不安になったことがあります。

でも「子どものため!」と意を決して厳しくする前に、少し立ち止まって読んでみてもらえたらと思っています。

社会でやっていけなくなるのは不登校だった人だけじゃない

社会に出てから行き詰まる人は、果たして不登校だった人だけでしょうか。

私の知っている限りでは成績も良く学校へもちゃんと通っていて資格も取って
自分の夢を叶えた。
そんな方も社会に出てから行き詰まり引きこもりになってしまったり。

私自身も不登校になることなく学校には通っていて、就職もして働いていたけれど、鬱になって一時実家に引きこもっていた時期がありました。

「コンビニには通える引きこもりたち」という久世芽亜里さんの著書でも、
引きこもりで多いのは不登校だったからではなく、ずっと頑張って学校に行ってなんとかやってきて社会でなんらかのアクシデントがあって引きこもりになるケースが多いようです。

不登校になって逃げグセがつくと社会でやっていけないというのは、実はいろいろな偏った一部の見方の主張なんです。

本当に目を向けるべきはお子さんの「心の状態」

では社会に出てからうまくいくかどうかを左右するのは何でしょうか。

それは、その人の心の状態です。

仕事ができるかどうかは、適職かどうかという面もありますが、それ以上にその人の心の状態が強く影響します。

自分に自信が持てているか。
失敗を恐れすぎていないか。
人を信頼できるか。

職場の人間関係も同じです。
心の状態が安定していれば、多少の摩擦があっても乗り越えられます。
逆に心の状態が不安定なままだと、どんな環境でも行き詰まりやすくなります。

逃げ癖がつくかどうかは、不登校かどうかではなく、心の状態が回復しているかどうかにかかっています。

逃げグセとは

「逃げグセがつくのは良くない」

逃げグセがつくのは良くないとは、困難から逃げる、やりたいことでも何かちょっとしたことですぐに辞めてしまう。

こんな解釈だと思います。

何事もすぐ放り投げてしまうより継続できたほうがいいと私も思います。

でも「逃げグセが良くない」からどうしたらいいのか。
ここはほとんどの人が知りません。

どうしたらいいのかがわからないから、ただ怒ってしまったり、直らなくて落ち込んでしまったりしています。

逃げグセがどこからくるのかというと自己肯定感の問題と本当にやりたいことが見つかっていないから起きています。

自己肯定感と逃げグセ

逃げグセと自己肯定感は密接に関わっています。

それは、何かしようとした時それが失敗した場合「自分の価値」と失敗が結びついてしまっていて、「失敗する自分は価値がない」と奥深くで感じている。

だから、失敗する前に何かと理由をつけて行動を止めてしまう。

このような心の仕組みが働いています。

自分の価値と失敗は別物なんだ。
失敗しても自分の価値は下がったりしない。

また自分の好きなこと、楽しいことがわかり本当に求めている目標が見つかると、周りの人から言われなくても、責任感を持ち行動していけるようになるんです。

こう言ったことが頭の理解ではなく、感覚としてわかると逃げ癖は厳しく叱ったり、厳しいルールを設けなくても自然と減っていきます。

まとめ

逃げ癖は、不登校かどうかではなく心の状態が回復しているかどうかで決まります。

お子さんの自己肯定感が回復しているか、また好きなことを見つけて楽しめているか。

ここが逃げぐせが自然となくなる一番のチェックポイントです。

「不登校は社会でやっていけない」という根拠のない言葉に惑わされるのはもう終わりにして、まず自分自身の心の土台を整えることから始めてみてくださいね。

FAQ(よくある質問)

不登校だと逃げ癖がつきますか?

逃げ癖がつくかどうかは不登校かどうかではなく、心の状態が回復しているかどうかにかかっています。学校に通っていても心の傷を抱えたまま頑張り続けた人が、社会に出てから行き詰まるケースもあります。表面だけで判断するのではなく、お子さんの心の状態に目を向けることが大切です。

不登校の子どもが社会に出てやっていけるか心配です。

社会に出てうまくいくかどうかを左右するのは、不登校の経験ではなくその人の心の状態です。心の傷が回復していれば、社会に出てからの人間関係や仕事にも自然と対応できるようになっていきます。


もし色々手を尽くしても解決しないなら
こちらを読んでみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です