不登校|「怒っちゃいけないのに怒る」を繰り返すのは、がんばる方向が違ってた

「怒っちゃいけないのに、怒ってしまう」
「見守ると決めたのに、見守れない」
不登校のお子さんを持つお母さんから、よくこんな声を聞きます。
そしてほとんどのお母さんがこのままではいけないと、自分自身を変えようとがんばります。
「深呼吸して怒りを抑えよう」
「もう怒らないようにしよう」と夜そっと心に誓うこともあるかもしれません。
でもね、今まで何回も頑張ってきたと思うんです。
それでも、できなかった。
私もずっとそうでした。
変わろうと誓っても変われない。
これの繰り返し。
何回も子どもに怒ってしまったし、見守ろうと決めたのに気づいたら口を出していた。
「なんで私はこうなんだろう」と、自分を責めながらまた次の日が来る。
そんな経験ありませんか?
実はこれ、意志が弱いわけでも、お母さんとして失格なわけでもないんです。
ただ心と頭がバラバラになっている状態が続いてるだけ。
頭では「怒らないようにしよう」とか「見守ろう」とわかっている。
でも心の中ではまったく別の反応が起きています。
不安、恐怖、悲しさ、焦りーー
そういった感情が心の奥でぐるぐるしているのに、それを無視したり、気づかないようにして「行動だけ」を変えようとするから、同じことをいつも繰り返すパターンにはまっていきます。
そしてできなかった経験が積み重なるたびに、「やっぱり私はダメだ」という気持ちも強くなっていく。
自己肯定感も下がり、それが進んでいけば「母親」を辞めてしまいたくなる。
この悪循環、心あたりがあるかたも多いんじゃないかと思います。
この悪循環を変えていくためには、「できないことをできるように頑張る」ことではありません。
必要なのは自分の頭と心そして行動を一致させていくこと。
これを「自己一致」と言います。
例えば、こんな場面を想像してみてください。
お子さんが前日の夜「明日は学校へ行く」と言った。
だから朝、いつもより早く起きて準備した。
でも当日の朝、何度声をかけても起きてこない。
その時、あなたの中で何かが「カッッ」となって「いい加減にしてよ!」と声を張り上げた。
この時多くのお母さんはのちに「また怒ってしまった」と自分を責めます。
でも責めなくていいんです。
怒りが出てきたということは、その奥に何か大事な気持ちがあるサイン。
そこで一度立ち止まって、怒った瞬間の体の感覚を思い出してみてください。
胸が締め付けられたり、お腹がギュッとなる感覚があるかもしれません。
そして、その感覚を感じながら、こう言葉にしてみます。
「私は悲しい」
「私は怖い」
「私は腹が立つ」
どの言葉が、今自分が感じている感覚と近いかを探っていきます。
悲しいがしっくりきたなら、何が悲しかったのかをゆっくり言葉にしてみる。
「子どもが苦しんでいるのをみているのが悲しい」
「信じてたのに、裏切られた気がして悲しい」
「自分ではどうにもできなくて悲しい」
そしてその気持ちを、まず自分自身が受け取ってあげる。
この積み重ねが、頭と心を少しずつ一致させていきます。
これを繰り返していくと、いずれ行動も少しづつ変わっていきます。
無理矢理あなたの行動を変えようとしなくて大丈夫。
まずは自分の心の声に気づいて、受け取って上がることから始めてみてください。
もし色々手を尽くしても解決しないなら
こちらを読んでみてください。


